うつの気持ち・・・・・。

うつ病の当事者として、症状やその時感じた事、思いを少しでも書き残せれば。他の方に参考になれば幸いです。うつ病の事を中心に内容を少し幅広くしていこうかな、と思います。

【222】うつ病は心の風邪、このフレーズについて、今、私が色々思うこと。

うつ病心の風邪

というフレーズはもうだいぶ

前になってしまいました。

 

今では使っている方も、あまり

見かけなくなりました。

 

誰がどのような意図で

このフレーズを使い始めたのかは

分かりませんが、

風邪ならば8年間もうつ病を患っている私は

ずっと風邪を引いていることになります。

 

私の勝手な予想ですが、

1. 体も風邪を引いたら病院へ行く。

  心だって風邪(調子を崩したら)だったら、

  すぐ病院へ行こう。(早期通院を促すため)

2. 心の調子悪さを「風邪」と考えさせることで、

  精神科・心療内科など、心の病気への

  通院の敷居を低くする。

 

という意図があったのではないかと

考えています。

 

結果はどうなったのでしょう?

インターネットの情報で、

うつ病と診断される方は増えたと

聞いたことがあります。

 

一大キャンペーンをしたのですから、

当然だと思います。

 

これは良かったのでしょうか?

難しい問題です。

 

私個人的には、うつ病と早期発見、

早期対処できる方が増える事は

良いことだと思います。

 

そして、これは私の感覚ですが、

(私がうつ病になったからかもしれませんが)

特に心療内科を名乗る病院が増えた気がします。

 

うつ病などの心の病は、ぽんぽんと

気軽に診察できる、薬が処方される病気で

あってはいけないと思っています。

 

風邪のように、咳が出て、熱が出て、

くらいではなく、

様々な、本当に様々な症状が出て、

その対処をする自分自身に疲れることもあり、

最悪の場合、死に至る可能性の高い病でもあります。

 

診てくれる病院が増え、

診察を受けられる機会が増えたのは

良い事ですが、病院の先生も

気合いを入れて臨んで欲しいのです。

 

うつ病は治る(完治する)という人もいますし、

寛解」という言葉で、完治しないとする方も

いらっしゃいます。どちらなんでしょう?

 

私は残念ながら8年以上うつ病を患っており、

寛解も完治もほど遠い、

何種類も薬を飲まないと、生活ができない

(飲まなくなったら立ち上がれない)状態の

人間ですが、それでも、生きています。

薬の力で。

 

話が発散し始めたので、

このあたりで止めておきます。

 

今、うつ病心の風邪か?と聞かれたら、

私は「違う」と答えるでしょう。

 

機会は無いと思うのですが、

うつ病心の風邪、という言葉を

考えた方と、本当のところはどうだったのか、

どういう意図があって、「風邪」と

したのか、

一度お話ししてみたい所です。

 

 

 

 

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