うつの気持ち・・・・・。

うつ病の当事者として、症状やその時感じた事、思いを少しでも書き残せれば。他の方に参考になれば幸いです。うつ病の事を中心に内容を少し幅広くしていこうかな、と思います。

【246】いまだに診察の判断ミスだと思っている、うつ病の初期の頃の診察。

2010年にうつ病になり、

会社を長期で休むことになりました。

 

休み始めは特に何も無く、リラックスして

休むことができたように思います。

 

何というか、普通に動けるし、特別不自由は無く、

何で休んでいるんだろうって、

そのくらいに思っていました。

 

確かに会社では吐き気や動けなくなったり、

2時間ぐらい記憶が飛んだりボロボロだった訳ですが・・。

 

ある日、東日本大震災から1ヶ月くらい経過後でしょうか、

車を運転して出かけていたんですね。

 

運転中、突然、力が入らなくなったような、

感覚を感じたのです。

上手く書けないのがもどかしいのですが、

自分の意志で腕に力が入らない、そんな感じです。

自分で動かす腕と、実際動いている腕に「差」を感じる、

そんな状態でした。

 

その時自宅からそこそこ離れていた所で、

急に発生した出来事だったので、

なるべくゆっくり、左車線をメインで

走行して、家に着きました。

 

その辺りから、寝込むことが多くなり、

全体的に調子が悪い状態が続きました。

 

しかしそのことを、当時の主治医(うつ病

診断書を最初に書いたのは、今と別な病院。)

に話したところ、反して

「良くなっている」と診察で言われました。

 

今考えると、「良くなっている」というのは

うつ病の治療過程において、1回は下まで

落ち込む、という一般的なうつ病の本に

書いてあることを指して判断したのかなと

思っています。

 

「良くなっている」この主治医の言葉を信じて

薬を飲み、ほぼ動けない毎日を過ごして、

耐えていました。

 

しかし「良くなっている」という割には

ほとんど動けず、また不眠というか、5分ぐらいしか

眠れない状況が数日続くようになり、発狂気味で

ブロック注射まで受けるようになった私は、

恐怖で病院に行きづらくなり、

家族の勤務先の産業医の勧めで、転院することとなりました。

 

転院先では、その状況を聞き

「状態が悪くなっている」ので

強い薬が出されました。

(転院については、別な記事としてアップしようかと

思っています。)

 

睡眠薬も強力なものになり、それまで飲んでいたものは、

「眠れないご老人が飲むような弱い薬」と一刀両断、

処方された強力な薬は私を眠らせるのに充分なものでした。

この辺りから、今まで長いうつ病生活が

始まるのです。

 

転院前の病院には紹介状を書いてもらって以来

通院していません。

内科も併設されていて、綺麗で、

良い病院だったのですが、

こうなってしまっては、行くにも行けません。

 

うつ病初期の頃のこの点に関しては、

以前行っていた病院について、

医師の診察の判断ミスだと思っています。

 

それとともに、うつ病を良く調べなかった

甘く見ていた私にも責任があると思っています。

 

難しいですね、うつ病って。

一筋縄ではいかないです。

 

 

 

 

 

 

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