【249】うつ病の私が、他の健常者の方からされて、嬉しかった対応、そうではなかった対応について。
そこそこ前(2018年の11月末頃)の話になりますが、
id:rs818623さん から、ご自身の卒論テーマである
うつ病に関して質問を頂いた時に、
「福は内さんが家族の方からされて嬉しかった対応(声かけなど)と、
あまりしてほしくなかった対応」
について聞かれました。
↓の記事のコメント欄です。
fukuhauchi-onihasoto.hatenablog.com
私の回答として、
嬉しかった対応について、回答としてまとめると、
「理解」と「寄り添い」がキーワード
なのではないかという、返信をしました。
逆にあまりして欲しくなかった事は、
理解が少ない言葉と回答しております。
回答から約1年経過しますが、
今でもその考えには特に変わりはありません。
うつ病になって分かったことなのですが、
「症状を説明するのが難しい」
これが根底にある気がしています。
痛い・・訳では無い。
苦しい・・時もあるけれど、
過呼吸だったりする・・、
では、過呼吸ってどんな感じ?・・等。
症状を説明できない → 他の健常者の方が理解できない
うつ病になって結構経ちますが、
いまだ、ブログに書けていない(説明が
上手く文章にできない)症状があります。
先日、私のツイッターにも書いた、
「気力がわかず」というのも上手く説明
できませんでした。
今日は朝、いつもの時間に起きたものの、会社に行く気力が全くわかず、午前中お休みを取りました。帰宅後、さっき両親と話す機会があり「気力がわかず」を説明したのですが、あまり理解が得られませんでした。うつ病は言葉にしづらい症状が他の病気に比べ多い気がします。#うつ #うつ病
— 福は内@うつの気持ち・・・・・。(はてなブログ) (@utunokimochi) 2019年10月17日
端から見ると、気合いで何とかなるだろう!
と言われそうなのですが、そもそも
布団から立ち上がるという行為に移すことができない状態、
とでも表現すれば良いのか、そんな感じでした。
とにかく第三者に伝えるのは難しかったですね。
そのため、最近では上手く説明できないことは
あきらめて、「(持病で)体調がすぐれない」で
通す事も多いです。
さて、「理解」と「寄り添い」、これを
健常者の方に求めるのは時間・根気が必要です。
私自身、近しい人にうつ病でこういう状態(症状)に
なった事を分かってもらうのに
数年かかりました。
「理解」と「寄り添い」の状態は乏しかったですが、
私は幸いにして、うつ病で一番辛かった時
近しい人から、無神経な事は言われずに
済みました。
「理解」と「寄り添い」
この2つの言葉をキーワードにして、
私自身の周囲、その他、生きている範囲の
考えを修正できるよう、工夫しながら
まずは、ささやかに生きていきたいと思います。
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