【133】うつ病の自宅療養は、精神的な孤独になりやすいと思います。
過去の記事にも書いていますが、
私は職場を3回、長期休業・自宅療養しています。
その時結構辛いな、と思ったのは
「孤独感」「ほっとかれ感」です。
精神的な孤独、とでも言えばよいのでしょうか。
私の主治医は、自宅療養中について
「入院をイメージして休むように」
と言いました。一日中パジャマで、気が向いたら
ちょっと外に出て、基本的に眠る・横になっている生活を
求めていると私は解釈しました。
最初の数日~数週間くらいは良いのです。
まだ、体も疲れており、休みを欲していますし。
ぐっすり、ぐっすり。
問題はその後、動けるようになった時です。
動けるのに、休めと言われる時期です。
家族が同居していらっしゃる場合は
ご家族と話したり、気を紛らわす事が
できるでしょう。
しかし、(家族が仕事などで外出し)自分一人というのを
理解した時初めて、「孤独だ」と感じます。
この孤独感は耐え難いものです。
近くに同じ病気(うつ病など)の方がいて、
アイデアを出し合いながら、フォローしていければ、
この孤独感はあまり感じないと思うのですが、
私の場合は、居ませんでした。
ただ、効いているのか良く分からない薬を服用する日々。
(しかし薬を飲み忘れると、動けなくなります。)
有るとすれば、月1回の診察における主治医との会話、
そして月1回のカウンセラーとの会話でしょうか。
やはり圧倒的に情報・仲間が不足していました。
今でこそ、このようにブログをしたり、
インターネットで検索・質問したりという
環境が整っていますが、私が発病した
8年程前は圧倒的に情報量が少なかったです。
例えば「リワーク」という言葉ですら、自宅療養してから
1年くらい経過して、初めて聞いたくらいだと思います・・。
本当にどうして良いか分かりませんでした。
なってしまいますが、精神的な孤独を減らす事が、
うつ病における治療での重要なポイントだと考えています。
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