【162】うつ病の私は「何もしない」事を「する」事を実践しました。
うつ病で初めて会社を休職することになり、
その当時のカウンセラーさんに言われたことは、
「とにかく「何もしない」事です」、でした。
かなり強く言われたのを良く憶えています。
しかし、当時の私(2010年頃)には何のことか
さっぱり分からず、朝起きて、図書館に行ったり、
ちょっと出かけたりして、休みを過ごしていました。
休みだから、と逆に積極的に動いていた気がします。
その反動か、ある日突然、動けなくなるという
ことがやってくるのですが・・・。
そのことがあってからです。
「何もしない」事を「する」事を実践したのは、です。
具体的には・・、
基本姿勢は横になっている事です。
ちょっと前の事なので、記憶がおぼろげですが、
ソファに横になるが定位置だったと思います。
特に音楽もかけず、テレビも見ず、新聞は
とってなかったので、世間の情報からも
離され、休養・休息をとりました。
たまに、NHK-FMのラジオを聞いてました。
いつの間にか眠っている事もありました。
復職した今でもその名残があり、
本当は土日にどこかへ出かけたいのですが、
週5出勤を休まず、継続的にするため、
土日は、横になっている事が多いです。
「何もしない」事って、結構難しいと思うのです。
ただ、うつ病の治療に対して、気分転換で
出かけるのも必要かもしれませんが、
休養・休息の方が有効だと私は思っています。
「何もしない」事には罪悪感を感じる事が
結構あるのですが、そう言う話を主治医にした時、
主治医からは
「うつ病で入院した時の生活をイメージして過ごす」ことを
言われていました。
入院だと思えば、罪悪感はあまり感じないでしょう。
うつ病を患った方で、
日々疲れてしまっているのは、もしかしたら
休養・休息がもっともっと必要なのかもしれません。
「何もしない」、結構難しいとは思いますが、
実践してみてはいかがでしょう?
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