【264】うつ病が原因で、精神科の病院へ入院した時のお話。(その9、閉鎖病棟と日常生活の差について)
繰り返しの話にはなってしまうのですが、
私は2017年1月中旬にうつ病による3回目の長期休みを終え、
会社に復職しました。
3回目の休みの間には精神科の閉鎖病棟への入院もしました。
これは人生の中でも大変な出来事だったなぁと、今でも
思っています。
閉鎖病棟と日常生活(中の世界と外の世界)の差
というものも目の当たりにしました。
今回はこの点について記事にしたいと思います。
私の入院した病院は、うつ病で入院した場合、
程度の重い・軽い関係なく、閉鎖病棟へ
入院となります。
幸い、私は(他の方から比べると)程度が軽い方だったので、
入院してからというもの、外出許可はすぐに頂ける状態
でした。
その中で入院先の主治医のお話として、
外出の際「閉鎖病棟と日常との差に
気をつける事」とは事前に言われていました。
最初、何のことか理解できなかったのですが、
外出してすぐに分かりました。
「生活のスピード」があまりにも違いました。
閉鎖病棟内のスピードはかなりゆっくりです。
患者の方も動きが遅い方が多かったと記憶しています。
その上、3食昼寝付き、ひたすら休むという
生活を送っている中、入院生活に慣れた体には
「日常」の生活は、あまりにも速すぎました。
これを経験してからというもの、
復職の際には「日常生活のスピードに慣れる」事を
意識して自分なりの復職の方法を考える事にしました。
入院して、時間は充分にあったので、
その点については、結構考えました。
慣れというものは怖いなぁと、
今回の出来事で実感しました。
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