うつの気持ち・・・・・。

うつ病の当事者として、症状やその時感じた事、思いを少しでも書き残せれば。他の方に参考になれば幸いです。うつ病の事を中心に内容を少し幅広くしていこうかな、と思います。

【285】うつ病で休職から復職するまでに考えた事。(考え方のお話)

今回は考え方のお話です。

 

私はうつ病で3回、長期休みをして

その度に何とか復職してきました。

 

その中で3回目の復職の時は、

「どうすれば復職できるか」を

考え、行動してきました。

 

例えば、私の会社の場合は、

病気から復帰後の時短勤務というものが無く、

「休む」か「フルタイム勤務」かの

選択を迫られます。

 

つまり、うつ病から復帰一日目も

容赦無くフルタイム勤務になります。

 

その上、その復帰一日目に休んだ場合は

再休職という、精神を患った人間からすると、

ものすごく高いハードルが待っているのです。

 

絶対に一日目を乗り切らなければいけない、

そう考えた時に、一つの考えが浮かびました。

 

それが先述の「どうすれば復職できるか」という

考え方です。スムーズに、という文字をつけても

良いかもしれません。

 

そのために、できる範囲で行動を起こすことにしました。

 

例えば、体力作りです。お金をあまりかけずに適度な負荷を

かけつつ、体力・筋力をつける方法。

「絶対に一日目を乗り切らなければいけない」

それを考えた時、「歩く」という選択肢が生まれました。

 

肉体的・精神的負荷をかけながら歩くというのは、

できるようで、考える部分がありました。

 

結果、会社の近くを歩く、という事にしました。

会社の近くに設定したのは「会社に行く」という事自体が

既に精神的負荷になっていたので、あえて、近くに行く事と

しました。

 

会社の近くまで、バスで移動し、その後、歩く。

トイレの位置も確認して、歩く、歩く。

 

復職直前には2時間まではいかないものの、

それに近い時間は歩いていました。

 

バスの時間にも(そんなに頻繁にバスが来ない)

合わせるため、競歩のように早歩きになっていました。

 

会社の前を通過した時は、毎回、

「私が居なくても会社は回っている」

という、負の感情に襲われたりもしましたが、

そこは機械的に、歩くことに専念できるよう、

何とか考えを切り替えるようにしました。

 

私の場合うつ病ですが、精神的疾患から

復職したいけれど、その自信があまり無い、という方、

では「どうすれば復職できるか」

という視点で、一度、今、何がご自身でできるのか、

リストアップしてみると良いかもしれません。

 

私のように「歩く」事が生まれるかもしれませんし、

「図書館で勉強」が出るかもしれません。

 

復職までの時間、体調も考慮してリストアップする事で、

結果的に「復職」するための一つ(もしくは複数)の道筋を

作ってくれるのではないかと思います。

 

 

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