うつの気持ち・・・・・。

うつ病の当事者として、症状やその時感じた事、思いを少しでも書き残せれば。他の方に参考になれば幸いです。うつ病の事を中心に内容を少し幅広くしていこうかな、と思います。

【277】うつ病で苦しい時に、テレビやネットのニュースをわざわざ見る必要は無いと思います。

うつ病がひどく、苦しい時が私にもありました。

極力、外界との情報の接触を避けるようにしていました。

 

今はその時より回復傾向にはありますが、

油断はできません。

 

タイトルは私自身への反省でもあるのですが、

ニュースは「見てもらわなければならない」のですから、

「一番話題性のある」かつ「影響力のある」ニュースを

トップに持ってきます。

 

私の経験上、それらのニュースはうつ病患者にとっては

きつい事が多いです。

 

もちろん、情報を入手する事は重要だという

意見もあるとは思うのですが、

ニュースを見てダメージを受けてしまう方が、

後々、影響があると考えると、

テレビやネットのニュースをわざわざ見る必要は無いと

思います。

 

極論を書くと、一つや二つ、もっと増やして

数個や数十個の重要なニュースを

知らなくても、生きていけます。

 

もし(あまり無い状況だとは思うのですが)、

なぜそのニュースを知らないのかと責められたとしても、

「その時は病床にあったので」と言えば良いだけの話です。

 

 うつ病の回復過程において、必要なことは

「好きだと思うことを、好きなようにする」だと思います。

 

もし、ニュースを情報として頭に入れることが

好きな場合は止めることはしませんが、私には厳しかったです。

ただ、厳しかったのに、止められなかった、と後悔しています。

後悔しながら、これを書いています。

 

うつ病を患ってしまい、だけど日常のニュースによって

ダメージを受けている方、最初はちょっと苦しいかもしれませんが、

ニュースから離れてみませんか?

 

テレビを消す、ツイッターを起動しない、(こういう記事を書いていて

何ですが、)ブログを見ない、などをしてみて、ご自身で

テストしてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

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【276】うつ病からの職場復帰時、リワークに通っていたことがあります。(その3)

前のリワークに通っていたことの記事から

1年以上経過してしまいました。

 

簡単に振り替えると、うつ病から復職をするため、

リワークに通う私、その経験を書いた記事です。

 

前回は午前中だけのリワークに通い、

そこから復職したものの、調子が悪くなり、

再休職したというお話です・・・。

 

そこで思ったのは(うつ病という)何てやっかいな

病気にかかってしまったのだろう、という思いと、

復職に向けて、もっと厳しいトレーニングをしないと

いけないのではないか、という思いでした。

 

その当時の記憶が曖昧なところではありますが、

インターネットを使い、自分でリワークを見つけてきました。

主治医の許可を得て、入所することにしました。

 

そのリワークは朝から夕方まで、ほぼフルタイム勤務と

同じ時間、外へ出る必要があるリワークでした。

しかも週5日開所しています。また、卒業するのに

そこそこ時間もかかるリワークでした。

 

病院併設ということで、自立支援受給者証に

登録しておけば、保険適用にもなります。

 

当時は収入が無くなって久しい状況で、

それに応じた自立支援受給者証の区分だったので、

リワークのお金はかからなかったと、記憶しています。

 

主なプログラムは、料理や体操、映画鑑賞など、そして、

季節に応じたイベント(クリスマスなど)を楽しんだりします。

段階を踏めば、復職訓練(パソコンなど使う)もあります。

 

通ったリワークは、大きく2つに分かれていて

復職を目的とする方、その前段階である生活リズムを整える方が、

いらっしゃいました。私は生活リズムがだいたい

整っていたので、前者で入所しました。

 

実際リワークに通ってみると、「辛い」というのが

最初の感想です。苦手な電車に乗らなければなりませんでしたし、

新たな人間関係も構築する必要がありました。

ただ、(みんな特に言わないですが)うつ病や、双極性障害など、

メンタルに少なからず問題がある方同士だったので、

辛さを共有でき、打ち解けるのは早かった気がします。

 

例えば、みんなで料理を作る時、

そこそこ、休んでいる人がいるんです。

健常者の集まりなら、責められそうなものですが、

リワークではそんなことはありませんでした。

 

リワークに来るだけでやっと、という方も

いらっしゃいましたし、事実、私も非常に疲れやすくなっていて、

へばってしまい、椅子に座って、体力回復を待つことも

多かったです。

 

・・・次回に続きます・・。(いつ、書けるかな?)

 

 

 以下は、過去の記事です。

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fukuhauchi-onihasoto.hatenablog.com  

fukuhauchi-onihasoto.hatenablog.com

 

 

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【275】うつ病患者も「頑張る」をしなければならない時がやってきます。

最近、ツイッターで下記のような

ツイートをしました。

 

相互フォローの方なのですが、

こんなツイートをしていました。

精神疾患を抱えながら仕事ができる人、

できない人の違いはなんでしょう。根性ですか?」

 

それにコメントしましたのが、下記になります。

「わたしはうつ病持ちでフルタイム勤務をしていますが、

根性とは違うと思っています。ただ、よく頑張れ、

と言わないことがルールとしてあると思うのですが、

復職・仕事の継続にあたり、多少頑張らなければ

いけないので、それを乗り越える体力・気力が有るか、

それがある程度もどっているかだと思っています。」

 

ツイッターの文字数だと、ここまで書くのが限界で、

かなり端寄ったことも承知です。

 

例えば、うつ病で会社を長期休みし始めた頃は、

頑張らなくて、ゴロゴロでも本当にできる範囲のことを

行っていれば良いと思っています。

 

しかし、冷たい言い方かもしれませんが、

長期休みから復職するハードルは思う以上に高いです。

これを乗り切るには、大変心苦しい言い方ですが、

「頑張る」しかないと考えます。

 

何と説明すれば良いのか、私も迷う部分はあるのですが、

「頑張る」という言葉ににある程度耐えうる体力・気力が無いと、

仕事を「継続的に」することはできません。

 

仮にリワークに通っていたとしても、

私の経験上、仕事で受けるストレスは、

リワーク<<<会社勤務です。

 

私の会社はフルタイム勤務すること、が復職の条件

でしたので、復職当初は緊張もしましたし、疲弊しました。

 

過去の日記を見ると、毎日必死だったことが書いてあります。

 

一方で、「頑張る」ためにはどうするかを

考えると、基本的に土日(お休みの日)は体を休めることに

専念して、何か新しいことを始めない、

週5日勤務を乗り切るためにはどうするかを常に

考えていました。

 

ただ、私の経験からですが、徐々に、本当にゆっくりと

週5日勤務に慣れます。

 

繰り返しになってしまいますが、

うつ病で休んでいたとしてもいつかは「頑張る」を

しなければならない時がやってきます。

 

その時にために体力・気力を温存しておきましょう!

 

 

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【274】薬を飲まなければ生きていけないが、薬を飲めばとりあえず生きていける、うつ病の私。

先日の精神科での診察の話です。

 

結果、「薬を減らす理由が無い」と

主治医に言われ、減薬は叶いませんでした。

 

現在、在宅勤務(テレワーク)をしているのですが、

主治医としては仕事はしているけれど、

会社に行く、というストレスから遠ざかっている今、

安易に減薬するのは危険、と判断したようです。

 

私は10年近く、うつ病を患っており、

もう薬を飲みたくない!!

という思いでいっぱいになる時があります。

 

けれども、私は薬が無いと生きていけないのは事実で、

仮に薬を飲むのを忘れると、体調が怪しくなります。

 

薬を飲みたくない、のですが、一方で薬を飲めば

とりあえず生きていける、フルタイム勤務もできる、

という状態です。

 

カウンセラーさん曰く、

「減薬は医者の腕の見せ所」とのことで、

薬を減らすのにはかなりの経験・技量が必要だと思います。

 

以前書いたのですが、たった1錠、減薬した時、

動けなくなってしまった過去があり、減らすのに

慎重になっているわたし、主治医がいます。

 

fukuhauchi-onihasoto.hatenablog.com

 

最低限、毎日出社して、負荷のかかった状態で

問題なければ、減薬の話も出てくるでしょう。

まだ、その時ではない

 

薬を飲みたくないのに減らすと調子が悪くなる、

にっちもさっちもいかない状況です。

 

減薬に成功した方は一体どうやって、どのタイミングで

減薬したのだろうかと、思う日々です。

 

・・・減薬、本当に難しい・・。

 

 

 

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【273】在宅勤務を始めた、うつ病の私。そして、その感想。

コロナウィルスの広がりにより、勤務先より

「在宅勤務ができる人は全員、在宅勤務をすること」

というお達しがあり、

私はそれに該当したので、在宅勤務に

切り替わることとなりました。

 

感想を先に書くと、

普通に出勤して勤務するより「ひどく疲れる感じがある」

というのが、私の感想です。

 

実は、2年ぐらい前に勤務先で始まった在宅勤務。

その当時は、会社としてもお試し期間でもあり、

上司が許可した場合のみ、使用が許されていました。

(メインで使えるのは介護・育児・その他の理由でした。)

  

私は会社での勤務時間を減らし、

体力の回復にあてたいと願って応募したのですが、

何と言えば良いのか、在宅勤務をするという行為自体が、

「病気(うつ病)に立ち向かっていない」というマイナスのイメージを

上司に与えてしまい、結果、その当時在宅勤務はできませんでした。

 

しかし、事情が世界的に一変し、

在宅勤務を基本とする働き方になるとは

夢にも思いませんでした。

 

在宅勤務を始めた私が思うメリット・デメリット(順不同)ですが、

【メリット】

①通勤時間が無い。

②特に電話がかかってこない。

③環境によるダメージがほぼ無い

 (例えば、他人の話し声がうるさい等)

 

【デメリット】

④運動不足になりがち。

⑤仕事上の問題で手が止まった時、他人に聞くのに手間がかかる。

⑥パソコン動作が重くなったりして、業務が滞る。

 

とりあえずすぐ挙げられる、3つずつ出してみました。

 

在宅勤務を開始直後、まず、デメリット、特に⑤・⑥が

ストレスになり、神経を使い「自宅で勤務しているのに疲弊する」という

状況に陥りました。それは今でも続いており、先日は、業務終了後、

タツで動けなくなり、1.5時間くらい動けない状態に

なったりしました。

 

今、ブログを書いている現在、

コロナウィルスの新たな感染者数の

増加も減ってきたようで、会社としても、

マスク着用などで対策を取っていれば

会社出勤も可能の方向で動いており、

わたしも近々、出勤日数を増やす予定でおります。

 

表側としては、業務の滞りを無くす為ではあるのですが、

「ひどく疲れる感じがある」を減らす為でもあります。

 

こんなに社会を一変させたコロナウィルス、

これにより、勤務に対する在宅勤務の

立ち位置もだいぶ変わったのかと感じる今日この頃です。

 

 

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【272】2020年5月、無事、生きてゴールデンウィークを迎えることができた、うつ病の私。

2020年5月、無事、生きてゴールデンウィーク

迎えることができました。

 

緊急事態宣言、コロナウィルスなどの

言葉が飛び交う中、休みに入ることができました。

 

2020年4月中旬から

在宅勤務に切り替わって、希死念慮が減った気がします。

そのため、死ぬこと無く、今日という日を迎えられました。

 

うつ病を患っている方はもしかしたら、

いえ、多分、私と同じなのかもしれませんが、

うつ病が本当にひどい時には外に出ることさえ、

ままならない状況だった時があり、

「外に出ない事をお勧めされない」長期連休というのは、

あまり違和感が無いというか、「在宅」がスタンダード

でしたので、その辛い時を考えれば、

私自身は家に居る事に苦痛はありません。

 

さて、私の今年のゴールデンウィークの目標は

「整理整頓」

です。会社などでは2S(にえす)なんて言われますよね。

2Sが行き届いていない!なーんて、上司に言われたりして。

 

まずは、個人メールの整理整頓から。

ヤフーメールを使っている私ですが、

未読が700通近く有るので、

企業さんなどから送られてくるメールを

削除したり、解除したりする予定です。

目標としては(未読0件にするのは大変なので)未読200件くらいまで

下げよう、と思っています。

 

そして、この、今、文章を打ち込んでいるパソコンの

デスクトップの整理整頓、データを退避している

外付けハードディスクの整理整頓です。画面一杯に

ショートカットやら、データが無造作に

(私自身はどこにあるのか、分かっているのですが・・(^^))

置かれているので、その整理整頓もしたいですね。

 

他は、物理的な物の片づけ、スクラップブックや、

マンガなどは捨てたり、フリマアプリに出したり、

しようかなと思っています。

 

整理整頓については、そのくらいでしょうか。

あと、してみたいこともあるのですが、

一番念頭に置きたいのは、疲れを取る(精神的・肉体的)事なので、

無理をしない事を重点に置いて

やってみたいと思います。

 

私と同じように、今日(5/2)からお休みで、

何をしたら良いのか分からない・・とお嘆きの方も

いらっしゃると思います。

 

せっかくなので、ゆっくりコーヒーや紅茶を飲みながら、

今日は、これからの長い休みに何をするか(基本的に在宅で)

決める日でも良いのではないかと思います。

 

みんなで、(在宅で)有意義に過ごせる案を

出していきましょう!

 

 

 

 

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【271】薬が無いと、動くことも、立ち上がることも、夜に眠ることさえできない、うつ病の私。

私はうつ病と診断されて以来、

正確に書くと、それ以前から

うつ病の薬を飲んでいます。

 

うつ病はその当時の不安定な私を

救ってくれました。

紆余曲折ありましたが、私を

良い方向に持っていってくれました。

 

それから10年くらい経ちましたが、

いまだ、うつ病の薬を欠かす事はできません。

 

まれに飲み忘れる事があるのですが、

すると、不安定さが前面に出てきて、

動く事もままならない状態となります。

 

どのように不安定になるかは、

うつ病になってみないと

「感覚として」分かりづらく、

説明もしづらいのですが、部屋の隅で、

体育座りして、ぷるぷる震えているのが

最悪の状態です。前、飲み忘れて、

動けない私自身に焦った事があります。

 

今、私は色々手を尽くした結果、

うつ病を発症した部署とは異なる、

異動した部署で、薬を飲みながらフルタイム勤務を

しています。薬を飲みながら、ですが。

 

薬を飲む事には、もう何年も抵抗があります。

ただ、主治医の先生は、「他の病気でも治すため、

薬を飲むでしょう。それと同じです。」とは

声かけ頂いてはいますが、私自身のせいで

この病気になったわけでは無いので、

ものすごい理不尽さを感じます。

 

なぜ、うつ病の薬を飲みつづけなければ

いけないのか、と。

 

一方で、薬が無いと、最悪

動くことも

立ち上がることも

夜に眠ることさえできません。

 

これが現実です。

薬にコントロールされながら

生きています。

 

仕方がない、仕方がない、

そう思いながら薬を飲み、

日々を過ごしています・・。

 

 

 

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【270】会社の就業中に居眠りする方が、正直うらやましく、仕方がないうつ病の私。

うつ病になる前は、布団に入ってから

眠るまでの時間は長かったものの、

睡眠薬などは特に使わず眠っていました。

 

うつ病になり、本格的に症状が出はじめ、

睡眠に苦労する事となりました。

 

デパス、という薬を処方してもらっていた時は、

眠くなるのが分かっていたので、昼食後の薬であったのですが、

AM11時頃飲み、眠気がやってきたところで昼食、

その後、昼寝するというのがお決まりになっていました。

 

夜は夜で眠れないため、睡眠薬を処方してもらい、

私の睡眠は薬で左右されることとなりました。

 

そういう眠れない、という中、同じ所属の方で

会社の方で「就業中に居眠り」をしている方が

いらっしゃいました。いびきもかいていました。

 

周りの方は苦い顔をしていましたが、

普段眠れないで非常に困っている私は

正直に「うらやましい」という感想を持ちました。

すぐ・どこでも眠れるのがうらやましくて仕方がない、

そんな感じです。

 

どうすれば、会社で居眠りができるのか、

(もしかしたら、病気で眠くなるというのは

あるかもしれませんが)

本人に聞いてみたかったのですが、

同じ所属とは言え、あまり接点のない方でしたので、

聞くことはできなかったです。

 

聞くにしても、どのような問いかけで

聞けば良いのかも分かりませんし・・。

 

いまだ、睡眠はコントロールが完全には

できていません。変な話ではありますが、

いつの日か、会社で就業中に居眠りができるくらいになると

(本当はダメですが)嬉しいと思ったりしております。

 

 

 

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【269】うつ病からの復職、わたしの会社の場合(ハードルの高い復帰面談について)。

私の場合、うつ病発症・休職の原因は

上司のパワハラでしたが、

私が職場復帰するため、なぜか復帰面談を

「私が頑張らなくてはいけない」という、理不尽さに

身を置かなければなりませんでした。

 

これは、うつ病などの精神疾患で休職を余儀なくされ、

そこから復職する皆さんも、たぶん同じではないかと

思います。

 

私の勤務先では、うつ病からの

復職はハードルがかなり高いです。メンバーが

産業医保健師、直属の上司、人事、私

という5者面談があります。

 

このメンバーで最もやっかいなのが、

なぜか人事です。普通、心の病気で

休んできた人間にする質問では無いだろう

と言う質問を平気で投げかけてきます。

 

私の場合を例に取ると、

会社に入ってから、勤務年数○年の内、

あなたは休職で○年休んできたのだから、

会社に貢献していない、

とか、

次休んだら、自己都合で退職して下さい

とか、です。

 

私がうつ病で辛い状況に追い込まれた時、

人事は何をしていたんでしょう?

人事としての仕事をしたのかしら?

という事を感じさせ、自らの仕事を

棚に上げての発言ではあるのですが、

このぐらいのプレッシャーに負けてしまっては、

これから先、普通の勤務でも辛い状況に置かれた時、

再発してしまうかもしれません。

 

また、そもそもこの面談をクリアしないと、

復職できませんですし・・。

 

面談で重要なのは、復職のために、

これだけ実績を積んできた、という点だと

思っています。

 

私の場合は復職に向けてリワークに取り組んできた

という実績でした。また、復職するに当たり、

一定期間、通常の勤務時間に間に合うよう、

生活リズムを整えてきた、というのも前面に

押し出して、面談に臨みました。

 

結果、定期的なカウンセリングを受けることを条件に

復職可能の判断が産業医より下され、まずは復職と

なりました。

 

うつ病からの復職に当たっては、

会社にも依るとは思いますが、

繰り返しになりますが

私の場合は、ハードルが高い

復帰面談でした。

 

この時の面談を思い出すと、今でも

少なからず辛く、くやしさがにじみます。

 

 

 

 

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【268】朝、会社に行きたくないと思った時、うつ病の私がしている事。

 前回は

「朝、会社に行けないと思った時」

というタイトルで記事をあげましたが、

今回は、

「朝、会社に行きたくないと思った時」

としました。

 

わたしの場合だけかもしれませんが、

この2つは「違うこと」と考えています。

ただ、会社側から見れば、どちらも

本人が会社に来ない、という点では同じですので、ご注意下さい。

 

会社に行きたくない、という事は

うつ病の症状がほとんど出てない状態で、

会社には行ける体調である、ということは

言えると思います。

 

あとは、考え方の話になると思います。

 

わたしの場合、うつ病になってから、

会社に行きたくない、という思いになることが

多くなりました。仕事で怒られるのではないか、

失敗するのではないか、という思いが出てくるからです。

 

実際のところ、出勤してもそんなことはほとんど無く、

いつも通りの時間が過ぎていくのですが・・。

 

では、会社に行きたくないと思った時

どうするか、ですが、起床してから家を出発するまで、

「極力何も考えず、もくもくと出発の準備をする」

事だと思っています。

 

事前に、出発までの作業を紙に書いておいて、

それに沿って、準備するのも有りだと思います。

 

例えば下記のように紙に書きます。

 

起床 → 顔を洗う → 食事 → 服を着替える

→ ・・・(その他の作業) → 出発

 

です。

 

コツは先ほども書きました通り、

「極力何も考えない」です。

 

家さえ出発してしまえば、何とかなります。

 

と言いつつ、わたしのようにうつ病の方で、

そもそも家を出るのが難しい症状の方、

家を出てから調子が悪くなる症状をお持ちの方も

あると思います。この場合は主治医とも

相談になるとは思いますが、まず、出勤する

ということ自体に、体を慣らす事が

必要になるのかと思います。

 

土日お休みの方は、一番、力の必要な

月曜日朝が勝負どころかなと思います。

 

仕事が全てではない、とは思うのですが、

うつ病になったわたしにとって、仕事は

人生において、重いウエイトです。

まだ、慣れません。新卒で入った時は

会社へ行きたくない等は全く感じなかったです。

 

不便な体にはなってしまいましたが、

またこの「会社へ行きたくない」というのも

そのうち薄れていくことでしょう。

今は耐え時ですね・・。

 

 

  ↓ 前回の記事です。もしよろしければ見て下さいね!

fukuhauchi-onihasoto.hatenablog.com

 

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【267】朝、会社に行けないと思った時、うつ病の私がしている事。

朝起きた時、「うつ病の症状として」

体が異常に重かったり、つらかったりして、

「会社に行けない」と思うことが、

少なくとも私にはあります。

 

私の場合そういう時は、まず4段階に

考えるようにしています。

 

1. 通常の出勤時間に出勤する。

2. フレックス制度を活用して、時差出勤する。

3. 午前中は半休を取り、午後出勤する。

4. 一日休む。

 

です。

 

会社に行けない、と思う時点で

1.の通常出勤は難しいと思うので、

通常は2.以降の選択になります。

2.ですと、私の勤務先でのフレックス制度は

10時出勤まで許されていて、

ぎりぎりプラス1時間ぐらいは

横になっていることができるので

それまで眠り、出勤をする方策です。

(会社にはタイミングの良い時、

起床時などに遅れての出社の件を連絡を入れます。)

 

3.は少し症状・状況が重い時に使います。

2.の場合は有給休暇を使用しませんが、

3.の場合半休となってしまい、有給休暇が0.5日分

マイナスになるため、使いどころが難しいです。

ただ、横になる時間が増えるため、

体調としては2.より楽になると思います。

 

そして、4.ですが、これは最終手段として

考えています。一日休むと、体としては

かなり楽なのですが、うつ病で休んでしまったという

罪悪感が発生する場合があり、

「開き直る」事も必要かと思います。

 

いずれにしても、フレックスや半休を

認めない会社であったり、アルバイトの方ならば、

仕事の時間が区切られているなど、そもそも上記2.、3.という

考え方が異なる場合もあると思います。

 

私の場合、という前提で話を膨らませてみましたが、

私のようにうつ病を患っている、かつ、フルタイム勤務を

されている方、向けかなと思います。

 

もちろん、週5日間、何の問題も無くフルタイム出勤できれば

良いのですが、そうもいかない場合もあると思いますので、

何かのご参考になれば・・。アレンジして頂いて、一向に

構いません!

 

出勤すれば偉い、出勤しないのは悪い、という

くくりで考えるのではなく、うまく会社の制度を使って

「自分自身に優しい、自分自身の体調に配慮した出勤」を

勧めたく、追記しておきます。

 

 

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【266】うつ病は、徐々に、本当に徐々にしか症状が改善しないんだなと感じています。

一冊の本を紹介したいと思います。

 

うつからの脱出

うつからの脱出

 

作者である下園さんは陸上自衛隊に入隊し、そこで

メンタルヘルスの第一人者として活躍されている方です。

 

全てでは無いのですが、何冊か作者の本は

所有しており、うつ病で困った時など、

読み直している、私にとってそんなスタンスにある本です。

 

そこで気になった・共感した部分を紹介したいと思います。

 

f:id:fukuhauchi-onihasoto:20200210124309p:plain

塩野義製薬さんのHPより抜粋しました。

ネットより拝借しました上記グラフは、

うつ病にかかった方なら、一度は

見た事のあるグラフかと思います。一旦落ち込んで、

薬の力などで回復していくグラフです。

 

しかし、今回の作者、下園さんは

同じグラフを下記のように表現しています。

(下園さんの著書より抜粋しました。)

 

「リハビリ期の長さ」に注目してください。

 

f:id:fukuhauchi-onihasoto:20200210132828j:plain

本文によると、「ひどいエネルギー低下状態は脱したものの、

完全とはいえない状態がかなり長く続く。」とあります。

 

「かなり長く」というのがポイントと私は思います。

私の感じだと、長く、というのは数ヶ月レベルでは無く、

数年、もしかしたら十年単位くらい長いものだと実感しています。

 

しかも、以前より良くなったにも関わらず、なぜか落ち込んだり

してしまう事も多く、自信喪失につながっている感じがあり、

ずっと悩んでいました。

 

うつ病の回復過程のグラフは色々見ていますが、

個人的には下園さんのグラフが一番しっくりきます。

 

本当はしっくりきて欲しくは無いのですが、

現実は現実です。

 

結果、復職し、フルタイム勤務をしている今でも、

いつになったらうつ病は治るんだろう、と思うのです。

 

うつ病は本当に、徐々にしか症状が

改善しないんだな、と感じます。

 

苦しく長い完治(寛解)への道です。

 

本文で下園さんは「魔法はない」とおっしゃっています。

その通りだと私も思います。

 

私にとって、薬がいらない状態というのは

まだ、長い先の事なのかもしれません。

 

 

 

 

 

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【265】うつ病になって、すっかり筋力・体力が落ちた件について。

うつ病の治療には「十分に休む」という

ことが良くあります。

 

具体的には「何もしない」なのですが、

私がうつ病になった経験上、何もしないをすると、

筋力・体力が劇的に落ちます。

 

それを復活させるのに、私は今も苦戦しています。

 

では、運動すれば良いのではないか?という方も

いらっしゃるかと思います。

 

確かに会社を長期に休んでいた時、復職のため

家の近くの山を登ったり、会社の回りをぐるぐると

かなり歩いたりしていたのですが、復職すると

思うように動く(運動する)という時間が

取れなくなってしまいました。

 

その上、昼は処方薬で眠くなり、夜は眠るために薬を飲む、という、

事実を書くと矛盾しているような、

もはや生きている間、常に眠りの事を考えて行動している私は、

眠る事を一番に考えて、生活しています。

 

つまり「運動するなら眠っていたい、横になっていたい」のです。

 

そんなことですから、筋力・体力は一向に戻りません。

 

先日、太ったためか会社で保健指導があり、

運動はどれくらいされていますか?

と聞かれたので、正直に「1日10分くらい歩いています」と

答えました。

 

どう考えても少ないですよね。

 

結局「運動するなら眠っていたい」を伝え、

うつ病の治療を優先という結論になり、

これから増えた体重をほどほどに落とす目標を立て、

了承してもらいました。

 

摂取カロリー>>消費カロリー となっている今、

太っていくのは目に見えています。

いかに消費カロリーを上げるか、課題です。

 

実はフルタイム勤務が軌道に乗ってきたところで、

ゴミ処理場併設の温水プールに通いたいとは

思っています。(公共の施設なので、

障害者手帳を出すと安く利用できるのです。)

 

ただ、今のところはフルタイム勤務で体力を使い果たし

プールに行くような余分な体力は無く、とにかく睡眠優先の

生活ですので、温水プールも夢のまた夢なのかも

しれません。

 

さて、筋力・体力を戻すには

どうしよう・・・と考える日々です。

 

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【264】うつ病が原因で、精神科の病院へ入院した時のお話。(その9、閉鎖病棟と日常生活の差について)

繰り返しの話にはなってしまうのですが、

私は2017年1月中旬にうつ病による3回目の長期休みを終え、

会社に復職しました。

 

3回目の休みの間には精神科の閉鎖病棟への入院もしました。

これは人生の中でも大変な出来事だったなぁと、今でも

思っています。 

 

閉鎖病棟と日常生活(中の世界と外の世界)の差

というものも目の当たりにしました。 

 

今回はこの点について記事にしたいと思います。

 

私の入院した病院は、うつ病で入院した場合、

程度の重い・軽い関係なく、閉鎖病棟

入院となります。

 

幸い、私は(他の方から比べると)程度が軽い方だったので、

入院してからというもの、外出許可はすぐに頂ける状態

でした。

 

その中で入院先の主治医のお話として、

外出の際「閉鎖病棟と日常との差に

気をつける事」とは事前に言われていました。

 

最初、何のことか理解できなかったのですが、

外出してすぐに分かりました。

 

「生活のスピード」があまりにも違いました。

 

閉鎖病棟内のスピードはかなりゆっくりです。

患者の方も動きが遅い方が多かったと記憶しています。

 

その上、3食昼寝付き、ひたすら休むという

生活を送っている中、入院生活に慣れた体には

「日常」の生活は、あまりにも速すぎました。

 

これを経験してからというもの、

復職の際には「日常生活のスピードに慣れる」事を

意識して自分なりの復職の方法を考える事にしました。

 

入院して、時間は充分にあったので、

その点については、結構考えました。

 

慣れというものは怖いなぁと、

今回の出来事で実感しました。

 

 

 

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【263】(うつ病で)障害者だからといって、評価を下げたりするような事は無い、とは言うけれど・・。

そろそろ年度末です。

 

私の勤務先、だけではなく、

皆さんの会社でもこの1年の評価が

付けられる時期でもある会社さんも多いと思います。

 

私はうつ病で障害者です、と言えば良いのか、

障害者手帳を持っています。

 

会社に入ってからパワハラを受けて、うつ病になり、

休職したりして、その間に障害者手帳を取得したので、

会社には(人事や一部の方には)障害がオープンな事になっています。

 

オープンで入社したのでは無く、

入社してからオープンになったと言う事です。

 

さて、評価についてですが、上司からは

「障害者だからといって、

評価を下げたりするような事は無い」

と言っていますし、

人事部署から聞いたわけでは無いけれど、

そこは間違いないらしいです。

 

しかし、私は思うのです。

「健常者の評価の中に障害者を入れたら、

仕事ができない(しづらい)障害者が必然的に

評価が下がる。」と。

 

実際、上司と面談をすると、

他の方より、この部分ができなかった等、

もうちょっと来年は頑張ろうと言われることもあります。

要するに、評価されていない、と言う事に

なります。

 

他の方(同じ職位)で横並び評価をされると、

下がらざるを得ない状況です。

 

実際のところ、うつ病になってからは、

毎日必死に出社して、体力をいかに残すか考えながら

仕事をして、帰宅し、それを週5日なんとか続ける

と言う事を続けています。

 

まだ安定して週5日勤務ができているとは言い難いのは

分かっています。

 

評価が下がるのも仕方の無い事なのかもしれません。

 

人事評価については、私に決定権はありません。

全てはヒエラルキーの高い方々による、

決定が全てです。残念ながら。

 

辛いですが、これがうつ病の私の現実です。

納得がいっていない部分はありますが、

退職しないで、とりあえず今の会社に勤められるだけ、

御の字なのでしょうか。

 

・・・色んな思いが交錯して、この時期は

ブルーになります。

 

 

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